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「シロアリに家をやられたら家は壊れるの?」
このような不安や心配を抱えている方。
シロアリの被害は普段の暮らしの中では目に見えない部分なので、気付きにくく不安な部分です。
実際にシロアリ被害にあった場合、どのような状態になるのか・どのような変化があるのか分からないという方は少なくありません。
シロアリ被害を放置してしまうと家は脆くなり、倒壊に繋がる危険もありますので、しっかりと把握しておくことが重要です。
今回は、シロアリ被害にあった実際の建物がどのような状態になるのか、シロアリ駆除の事例や被害に遭わないための対策について解説します。
家を守るためのシロアリ対策は、簡単にできるものもあるので参考にしていただければと思います。
さて本文に入る前に、シロアリに悩まされているあなたに必ず押さえておいて欲しい情報を紹介しましょう。
特に築年数が経っている住宅では、シロアリの被害がかなり進んでしまっていることも。
そうなるとシロアリを駆除しても住宅へのダメージが大きすぎて、住める状態じゃなくなってしまっていることもあるんです・・・。
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それでは本文に入っていきましょう。
株式会社AZWAY代表取締役 井口梓美
【宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー】
大学卒業後、東証一部上場大手保険代理店へ入社。その後、大手不動産ポータルサイト運営会社へ転職。
ITベンチャー企業での経験を経て株式会社Azwayを創業。 「住まい」や「ライフスタイル」、「リフォーム」に特化したWEBサービスを手掛けている。
シロアリにやられた実際の建物
シロアリ被害に遭った実際の建物をご紹介します。
どのような状態になってしまうのか、自分の家と似た状態のところはないか確認してみてください。
【例①】木材がボロボロで中が空洞になっている
引用:https://twitter.com/gegozazi/status/1722589635438850551
シロアリの被害にあった木材は、中が空洞になっていることがあります。
こちらの画像のように、シロアリは木材の内部に入り込み内側から食べてしまうため表面の見た目からは分かりにくくなっています。
しかし、シロアリ被害にあっている木材は、素手で掴んだだけでも崩れやすくなっています。
また、扉をノックするように木材を叩いてみると空洞音がしますので、確認したい場合は気になる部分をノックするように叩いてみましょう。
【例②】シロアリに食べられた木材
引用:https://twitter.com/sakaeruman/status/1734877331830042740
シロアリに食べられた木材の状態です。
1つ目と同じように木材の内部がシロアリによって食べられています。
こちらの木材は家の梁にあたる部分で、家の構造の重要な部分なのでこのような被害に遭ってしまうと家が壊れるリスクも高まるため危険です。
【例③】粘土のような付着物が道を作っている
引用:https://twitter.com/pcwota/status/1398960867899674626
こちらの画像のように、粘土のような付着物が付いているものを見つけたら「蟻道(ギドウ)」というシロアリ被害によるものです。
蟻道は、土と唾液のような分泌物が混ざり合った粘土状のものを被害部分の表面に作っています。
一方、シロアリ以外でも蟻道を作るアリ(ケアリなど)がいますが、ケアリなどが作る蟻道は崩れやすいことが特徴です。
シロアリの蟻道は、粘り気があり丈夫なので見分けることができます。
【例④】床がフワフワ・ボコボコになる
引用:https://twitter.com/yuki0115usage/status/1635429777116102656
シロアリの被害に遭いやすい床下が侵食されてしまうと、床はフワフワした状態になります。
通常は平らな床ですが、シロアリ被害に遭っている場合床を踏むとフワフワしたような感覚があり、ミシミシと軋むような音がすることもあります。
ボコボコで弱くなった床は、最悪画像のように穴が開くこともあるので定期的な点検が重要です。
【例⑤】床下にシロアリ被害
引用:https://twitter.com/diyerpirota/status/1742646685443203580
例④の床の被害の割合よりは少ないかもしれませんが、こちらも床下がシロアリ被害に遭っている状態です。
見た目からはわかりにくいので、普段と違った踏み心地・音など違和感を感じたらできるだけ早い段階で、シロアリ被害に遭っていないか調べることが重要です。
シロアリ被害は進行すればするほど、家は脆くなり壊れる可能性も高くなるということを理解する必要があります。
\シロアリにやられた家もリフォーム可能/
シロアリに家をやられたら家は壊れるのか
シロアリ被害によって家が倒壊する恐れがあるのか、ということに不安を感じる方は多いと思います。
シロアリの被害状況により異なりますが、被害がひどい場合とそこまでひどくない場合に分けて解説します。
シロアリの被害がひどい場合
シロアリの被害がひどい場合、家の建て替えが必要になる可能性もあります。
しかし、すぐに建て替えが必要になったり、家の倒壊がシロアリ被害によるものと直接関係があるわけではありません。
ただし、シロアリは家の柱や梁などの木材を食べてしまうので、家の構造が弱くなってしまうことも事実です。
構造が弱くなった家は台風や地震などの自然災害が起きた場合、家が壊れる可能性が高くなりますので注意が必要です。
シロアリ被害がひどい場合、壊れる前に建て替えが必要になる可能性もあります。
シロアリの被害がそこまでひどくない場合
シロアリの被害がそこまでひどくない場合、家が壊れる可能性は低くなります。
しかし、シロアリは家の構造の中で大きな役割を果たす柱や梁を食べてしまうため、木材が徐々に弱くなってしまいます。
「まだ大丈夫」と思っていると徐々に侵食が進んでしまいますので、定期的にシロアリの点検やシロアリ対策を行うことが大切です。
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シロアリ駆除の施工事例
シロアリ被害に遭った場合、放置してしまうと非常に危険です。
しかし、実際にどのような対策が必要なのか分からない方も多いでしょう。
こちらでは、シロアリ駆除の施工事例についてご紹介しますので参考にしてください。
また、こちらでご紹介する施工事例は、シロアリ被害の状況や場所・箇所により行われる対策が異なりますので、個人の判断で行わずにプロに相談することがおすすめです。
【施工事例①】土壌処理
土壌処理とは、シロアリが生息している土壌(土の中)に薬剤をしみ込ませバリア層を作る方法です。
シロアリの侵入経路は床下の土からの侵入が多いので、その侵入経路を遮断します。
侵入しやすいポイントは、家の基礎の内側や配管の立ち上がり部分などです。
そういった侵入ポイントを重点的に薬剤を散布することで、シロアリ駆除を行うことができます。
土壌処理方法は、面状散布・帯状散布・加圧注入の3パターンがあります。
面状散布とは、シロアリが侵入しやすい土壌の表面に専用の薬剤を面状に散布し駆除する方法です。
そして、帯状散布は、家の基礎内部や束石の表面に専用の薬剤を帯状に散布させ、シロアリの侵入を遮断します。
加圧注入とは、土壌内部に直接注入させる方法です。
これらの方法は、シロアリ駆除の場所や状況により判断されますが、面状散布が使われる場合がほとんどです。
または、面状散布+帯状散布など組み合わせて行われることもありますので、家の状況やシロアリ被害の割合などで判断されます。
【施工事例②】木部処理
木部処理とは、家などの建物の土台に使用される木材に対してシロアリ駆除を行う方法です。
最も被害に遭いやすい木材部分は、しっかりと駆除対策を行うことが大切です。
木部処理は、吹付処理・塗布処理・穿孔注入処理・穿孔吹付処理の4パターンがあり、シロアリの被害状況により判断されます。
吹付処理は、噴霧器で専用の薬剤を木材に吹き付ける処理を行います。
そして、塗布処理で木材表面に薬剤を塗布します。
穿孔注入処理は、専用の機械で木材に直接穴を開けて薬剤を注入する方法です。
穿孔吹付処理は、穿孔注入処理同様に専用の機械で木材に穴を開け、薬剤を吹き付けます。
新築など、シロアリ被害が発生していない建物の場合は塗布処理を行うことが多いのですが、すでにシロアリ被害に遭っている建物には、穿孔注入処理や穿孔吹付処理を行わなければいけません。
木材に開けた穴は木栓でしっかりと塞ぐため、薬剤のニオイや漏れる心配はありません。
吹付処理を行う場合は、吹き付ける場所によりムラになりやすいため、薬剤が満遍なく浸透するよう丁寧に行われます。
【施工事例③】上回り処理
上回り処理とは、浴室や玄関・勝手口のように床下がない場所のシロアリ駆除を行う方法です。
床下に土壌処理や木部処理を行うだけでは不十分な場合もありますので、床上から行う上回り処理が行われます。
浴室や玄関などの入り口の部分に直接穴を開け、専用の薬剤を注入させシロアリ駆除を行います。
開けた穴は木栓でしっかりと塞ぐため、見た目に問題はありません。
また、浴室など湿気が溜まりやすい場所はシロアリ被害に遭いやすいため、壁に穴を開け薬剤を注入する場合もあります。
こちらの場合も壁に開けた穴はしっかりと塞ぎ、私生活に支障をきたすことはありませんので安心です。
【施工事例④】ベイト工法
ベイト工法は、シロアリを根絶する駆除方法です。
ベイト工法で使用するベイト剤とは、シロアリがエサとして好んでいるセルロースに混ざっている薬剤で、シロアリの脱皮を抑制する働きがあります。
シロアリは成長するごとに脱皮を繰り返しますが、その脱皮を抑制することで死滅させ、シロアリ被害を防ぐことができます。
ベイト工法を行うには、ベイト剤が含まれているシロアリのエサを特殊な容器に入れ、家の周辺に埋め込みます。
シロアリはエサを巣へ持ち帰り仲間に分け与える習性があるので、その習性を利用した方法です。
こちらはシロアリの巣ごと駆除できる方法で、床下が狭い家や床下がない家など、家の構造に左右されることなく、どんな家でも対応可能です。
また、薬剤は、家の周辺に撒き散らすことなく土の中に埋めて駆除を行うものなので、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使用することができます。
ベイト剤は脱皮をする昆虫に反応するので、ペットや人間(哺乳類や鳥類など)に影響を与えることはありません。
ベイト剤を設置してから1〜2ヶ月程度様子を見ます。
1〜2ヶ月後、薬剤を確認した時に生きているシロアリが確認できる場合はまだ駆除中ですので、動かさずに静かにフタをして元に戻します。
半年経ってもシロアリが確認できない場合は、その場所にはいない可能性があるので設置場所を変更してみてください。
ベイト工法は、自分でもできる駆除方法の一つですが、即効性はなく徐々にシロアリを死滅させる方法ですが、費用も高くなります。
すでにシロアリ被害に遭っている・被害が進行している場合は、早急な対応が必要になります。
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シロアリに家をやられないためにできること
シロアリから家を守るためにできること、健康な家を保つためにすぐにできる対策についてご紹介します。
シロアリ被害に不安を感じている方、シロアリ対策を検討している方は以下のポイントを参考に実践してみてください。
家の周辺に木材を置きっぱなしにしない
木材はシロアリの大好物の食べ物です。
庭や車庫・外壁など家の周辺に切り株や残材などの木材を置きっぱなしにしないことです。
木材を放置してしまうとそこにシロアリが集まり、木材を食い散らかし、家に侵入する可能性があります。
ウッドデッキなどがある家は、防除剤や木材防腐剤を巻くなどの対策を行いましょう。
部屋の空気の入れ替えをしっかり行う
部屋の空気の入れ替えをしっかりと行うことも大切な対策の一つです。
シロアリは風通しが悪くジメジメした場所や暗い場所を好む生き物です。
風通しが悪い場所や日当たりが悪い場所は湿気が溜まりやすい場所でもあるため、まめに空気の入れ替えを行いましょう。
また、換気口や通気口の前にものを置いている方はすぐに移動し、空気の流れをよくしましょう。
換気口や通気口の周りをキレイにすることで、家の床下に空気の通り道ができ湿気を溜めにくくしてくれます。
植木鉢や花壇などを置きすぎない
庭に植木鉢や花壇がたくさんある家は注意が必要です。
植木鉢や花壇の土の中からシロアリが上がってくる可能性もあります。
特に、家に近い場所に置いている場合は、家に侵入されてしまう可能性もありますので、なるべく家から遠く離れた場所へ移動しましょう。
水漏れなどを発見したらすぐに修理を依頼する
シロアリが生息している場所は、湿気や水分のある場所です。
水なしでは生きることができないシロアリは、水漏れしている箇所はシロアリにとって生息しやすい場所になってしまいます。
屋根や外壁に水漏れや雨漏りがある場合は、なるべく早めに修理を行いましょう。
まずは、天井にシミができていないか・部屋がカビ臭くないか・水が垂れている場所はないかを確認してみてください。
定期的に業者に点検をしてもらう
定期的に業者に家の点検をしてもらうことも大切です。
素人では見極めが難しい部分や、床下など細かい場所の点検も行ってくれるのでシロアリの被害を早期発見し、ひどくなる前に対処することができます。
特に床下は日光が届かない場所なので、湿気も溜まりやすくシロアリにとって最適な環境です。
自分で確かめることができないので、業者に点検を依頼して現在の状況をしっかりと把握することが重要です。
シロアリの定期的な点検は、年に1回程度行いましょう。
一度シロアリ駆除を行った家は、5年間程度の保証期間がついており、その間無料点検を行ってくれる会社もあります。
地元の近い業者であれば無料点検を行ってくれるところもありますが、点検のために工事が必要になったり、点検するための場所を確保する必要がある場合は5,000円〜8,000円
ほどかかる場合もあります。
点検内容・費用・業者の対応・説明等をしっかりと確認し、信頼できる業者に依頼することが大切です。
点検時間は、1時間〜1時間半ほどを目安に考え、家の状態・点検箇所・大きさなどにより異なります。
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まとめ
シロアリ被害についてご紹介しました。
実際にシロアリ被害に遭った建物をご紹介しましたが、シロアリは木材を好んで食い散らかしてしまいます。
木造住宅が多い日本ではシロアリ被害に遭いやすい家も多いので、定期的な点検を行いましょう。
シロアリ被害を早期発見できれば家を建て替える必要はありませんが、被害がひどい場合は家が壊れる可能性も高くなります。
しかし、「すぐに壊れる」ということではないので冷静に対処しましょう。
万が一、地震や台風などの自然災害があった場合は、倒壊しやすくなるので現在の家の状態を把握するためにも点検は重要です。
シロアリ対策は、業者に依頼をして細かく点検してもらうことも重要ですが、普段自分でできる対策もあります。
家の周りに木材を置かない・空気の入れ替えをしっかりと行う・植木鉢や花壇を置きすぎない・水漏れがないか確認する、ということをチェックしましょう。
これらを行うだけでもシロアリ被害を防ぐことにつながります。
ちょっとしたことでシロアリ被害を防ぐことができるので、長く安心して暮らせる家を自分たちで作ることが重要です。