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家のリフォームを行う際は、どのような作りにする必要があるのか考えるでしょう。
家のリフォームにもいろいろな種類が提供されており、自分の用途に合わせて選択する必要があります。
家のリフォームの中で、特に注目を得ているのはクッションフロアですが「どのような特徴や注意点を把握しておくべきなの?」と疑問を感じる人もいるはずです。
クッションフロアのリフォームについて後悔しないためにもポイントを押さえておくのは重要なので徹底解説しましょう。
株式会社AZWAY代表取締役 井口梓美
【宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー】
大学卒業後、東証一部上場大手保険代理店へ入社。その後、大手不動産ポータルサイト運営会社へ転職。
ITベンチャー企業での経験を経て株式会社Azwayを創業。 「住まい」や「ライフスタイル」、「リフォーム」に特化したWEBサービスを手掛けている。
クッションフロアとは?
「クッションフロアとは何なのか?」と疑問を感じる人もいるでしょう。
クッションフロアとは、ビニール系シートの間に発泡塩化ビニールを挟んで作ったクッション性の床材です。
住宅用と店舗用があり、一般住宅で使用されるクッションフロアは通常だと厚さが1.8mmになります。
素材の種類も豊富であり、重厚感や高級感のある大理石をモチーフにした物、また木目調でリラックスできる雰囲気のあるデザインなどいろいろです。
また、クッションフロアの場合は、柔らかさが大きな特徴となっており、表面からクリア層やプリント層、発泡層、不織物といろいろな構造をしています。
手で触ってみるとプニプニした感触があるので、触ると直ぐに判断できる素材です。
クッションフロアは最近だと、材質の良さや価格からリフォームでも使用されるケースが多く、キッチンや洗面所などにも利用されています。
さらに、DIYでもクッションフロアは選ばれるケースが多いので、使用されている家も増えています。
リフォームを検討しているなら、クッションフロアの特徴などについて知っておくのは大事なポイントでなので紹介します。
クッションフロアの特徴
クッションフロアには特徴がいくつかあるので紹介しましょう。
まず、上記の内容にも含まれていますが、クッションフロアは塩化ビニール素材で使用されているため、防水性があります。
フローリングの場合はワックスで防水性を維持していますが、剥がれてしまうと吸収してしまい、腐食やカビなどが進行する原因となる可能性があります。
しかし、クッションフロアの場合は表面が塩化ビニール素材なので、元々水を弾く性質があり、長期的に見てもフローリングより防水能力が優れているのがメリットです。
そのため、水を使用するキッチン周りや洗面所などは機能として最適と言えるでしょう。
また、クッションフロアは柔らかい素材でできているため、小さな子供やペットのいる家庭にも最適です。
小さい子供やペットがいる家庭では固い素材だと怪我をしてしまうリスクを考えるため、不安な方もいるはずです。
その点、クッションフロアのように柔らかい素材だと転倒などをした際に頭をぶつける可能性も低くなるため、安心できるでしょう。
最近ではフローリングの上から、クッションフロアを重ね張りするリフォームも流行しており、現状の床に問題があっても施工できます。
また、クッションフロアの特徴はデザインが豊富にあって選択肢が広いことです。
木目調やヴィンテージ風、ナチュラル系などからホワイトやダーク系まで選ぶことができます。
さらに、レトロタイルや寄木スタイルなど独特なデザインも提供されているため、部屋の雰囲気を変えるのに役立ちます。
クッションフロアにはこのような特徴があるので、利用を前向きに考えることができるでしょう。
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クッションフロアの費用相場
クッションフロアへのリフォームを検討しているなら、費用相場についても把握しておきましょう。
クッションフロアはシート状になっており、手軽に敷くことができるため手間がかかりません。
クッションフロアの価格はデザインや特徴などによって異なりますが、1㎡あたり約2,200円〜4,500円程度で収めることが可能です。
例えば、6畳をクッションフロアに張り替えるつもりであれば、業者の施工費を含めて3〜5万円ほどの価格になるはずです。
ただ、自分でDIYなどでクッションフロアを張り替えするなら、数千円〜2万円ほどで抑えることもできます。
クッションフロアの費用はフローリングに比べると安価であるため、施工しやすいと言えます。
子供やペット、また家のデザインなどを含めて家の雰囲気を変えたい場合はクッションフロアの利用を考えてみましょう。
クッションフロアの設置場所
クッションフロアは、設置場所についても確認しておく必要があります。
クッションフロアは上記の特徴でもお伝えしましたが、防水性に優れているため、水回りの部屋に設置するのがおすすめです。
例えば、洗面所であれば手洗いや歯磨きなどをするため、床に水が飛び散ってしまうことが予想されます。
また、キッチンも野菜や食器を洗うため、マットを敷いても水汚れが付いてしまうケースもあるでしょう。
さらに、クッションフロアはアンモニアに対する耐久性も高いことから、トイレで高い割合で使用されています。
消臭機能付きなどが備わっているクッションフロアもあるため、臭いが気になる人はリフォームして床を変えてみることができます。
また、クッションフロアは一般住宅だけでなく、店舗で使用されるケースも多いです。
店舗用だと住宅用と異なり、フロアは1.8mmが主流となっており、土足対応しているタイプもあります。
クッションフロアの設置場所を考慮して、リフォームで利用すべきか計画してみましょう。
クッションフロアで後悔した!実際の口コミ・評判まとめ
クッションフロアはメリットだけでなくデメリットもあります。
どのような後悔の声があるのか把握しておくことで、自分に合うのか確認できます。
クッションフロアにして後悔したという口コミもあるため、それぞれ紹介しましょう。
後悔の声①白色だと毛が目立つ
「流行りだってんで、フローリングもクッションフロアもオフホワイト?アッシュ? みたいな白い色なんだけど、これって生きてる限り抜けて落ちる「毛」との闘いだね。既に後悔してきたw」
クッションフロアは白色だと毛などが目立つ傾向があり、外観に影響することが分かります。
後悔の声②いろいろな色があって悩む
「トイレの壁紙とクッションフロアのサンプルいっぱいありすぎて悩む…😂 せっかくだから後悔したくないもんね」
クッションフロアの特徴として、デザインの種類が豊富に備えられていることです。
ただ、種類が多いとなかなか決定できず時間がかかってしまうようです。
後悔の声③色の差が目立つ
「壁より床が先かな〜ト 思い始めてる
白っぽい昭和な柄のクッションフロアで、壁同様焼けてる部分とそうでない部分の差が目立つ。私がjkの時にチョイスした(親に選べと言われた)ウルトラマリンブルー色のタイル壁は変えられないから(失敗したと今でも後悔)それを軸に、床も…イイ感じにしれっと」
クッションフロアは張り替えると、既存の床の床の色と差が出てしまう傾向もあります。
クッションフロアと床による境目の色が目立つと気になる人も多いようです。
後悔の声④黒ずみが目立つ
「トイレや脱衣所ならクッションフロアとかだと思うんだけど、結構黒ずみ汚れしやすいから目立たない色がオススメ…狭い空間だからと明るい色を使ったの後悔してる(ただのズボラかw)」
トイレの場合は黒ずみが目立ってしまうケースもあるようです。
明るい色にすると黒色なので、余計色に差が出てしまう場合もあります。
後悔の声⑤傷みやすい
「またクッションフロアの傷が気になり出して病んでる。てかクッションフロアの部屋に初めて住んだからこんな傷つきやすいの知らなかった。後悔しかない。」
クッションフロアにすると傷が出やすい傾向もあるようです。
傷がたくさん付いてしまうとデザイン的にも損なわれてしまうので注意しましょう。
後悔の声⑥見た目がかっこ悪くなることも
「フロアコーティングするならなおさらいらないと思う。クッションフロアは風呂場側にに入れてあるけどかっこ悪くて後悔ポイントだわ(´д`)この家はちょっとグレードの高めな床材ではあるけどノーコーティングだからさ。」
グレードの高い家の場合、クッションフロアにすると見た目がかっこ悪くなるケースもあるようです。
クッションフロアのデザインと相性が良いのか事前に確認する必要があります。
後悔の声⑦白色だと汚れが目立ちやすい
「ほんとにこっそりとっといたほうがいい!🥹
激高外構違うとこにするって言ったら、忘れてましたオプションもりもり出てきたよ🥹後悔してるのは、洗面所のクッションフロア白にしたこと😭一部色移りして気になるなら全張替えなるから白以外にしたらよかった…(トイレも)契約頑張ってきてね!🥹」
水回りの部分でクッションフロアを白色にしてしまうと、汚れが目立ちます。
色選びは間違えないようにする必要があります。
後悔の声⑧変色する可能性がある
「ベニヤであげそこするなら上貼りみたいなのかフローリングを敷き直した方いいと思う。クッションフロアは後が残ったり変色するからやめた。あと明るい色味の床にすると髪の毛とか汚れとか気になるって言われた😭お金かかるけどあとで後悔する❗️」
クッションフロアにすることで、変色してしまうケースもあるようです。
クッションフロアと家のデザインを考慮して見つける必要があります。
後悔の声⑨つなぎ目が良くない
「いや、マジで部屋広いからクッションフロアが30キロくらいのロールなのとつなぎ目とか部屋の角とか出っ張りとか窓枠の凸とかもう全てがクソ、人生で後悔したことトップ2に堂々のランクイン」
クッションフロアにするとつなぎ目により、凹凸になる可能性もあります。
凹凸が多くなると家のデザインだけでなく住みにくさを感じる要因にもなります。
後悔の声⑩退去時に剥がせない
「クッションフロアをさ〜、マステ使わずに床に直貼りしたことをずっと…後悔している。絶対にマステを貼った方がいい。退去時剥がせないのでは…原状回復無理では…という薄〜らとした不安を常に抱えながら生きることになるから」
クッションフロアに張り替えた後に、原状回復が難しくなるケースもあるようです。
マンションやアパートに住んでいる人は、注意しておくべきポイントです。
クッションフロアのデメリット
クッションフロアはリフォームする際に検討できますが、同時にデメリットについても把握しておく必要があります。
どのようなデメリットがあるのか確認しておくと、自分の目的に合うのか比較でき、後に後悔するのを防ぐことも可能です。
クッションフロアにする際のデメリットについて内容を紹介しましょう。
劣化が早い
クッションフロアにすると、劣化が早くなる可能性もあります。
クッションフロアは専用のボンドは両面テープを使用して貼り付けていきますが、年数が経過していくと粘着が劣化してきます。
そのため、粘着が弱くなってくるとクッションフロアが剥がれてしまい、浮いてきて見た目が悪くなって後悔してしまう人も多いです。
また、クッションフロアは剥がれてくると隙間ができてしまい、ゴミが溜まってしまう可能性もあります。
もし、クッションフロアのゴミが溜まってしまうと部屋に中も不潔になってしまい、アレルギーなどの原因になる可能性もあるでしょう。
クッションフロは使用年数が長くなると、こまめに手入れが必要になってくるため、掃除をすることが面倒に思えてしまうケースもあります。
一般的にフローリングと比較すると、クッションフロアは経年劣化が早い方であり、素材によっては数年で剥がれが生じてしまう可能性もあります。
そのため、劣化スピードなどをチェックして、クッションフロアが自分の目的に合うのかチェックしておきましょう。
安っぽく見えてしまう場合もある
クッションフロアは、安っぽく見えてしまう場合もあります。
先ほども紹介しましたが、クッションフロアは塩化ビニール素材でできているため、商品によってはテカリが出てしまう可能性があります。
テカリが見えてしまうと安っぽく見えてしまうので、家のデザインと合わずにランクが急に落ちた感じになるケースもあるでしょう。
クッションフロアにも木目調や大理石の重厚感を出したデザインもあるため、使用したからと言って、直ぐに安っぽく見えてしまうわけではありません。
しかし、本来のフローリングと比較すると、見た目の重厚感は敵わないので、見た目にこだわる人であればがっかりしてしまう可能性があります。
ただ、クッションフロアも種類は増えておりクオリティも向上してきているため、探せば自分の理想のものが見つかる可能性もあります。
安っぽく見えてしまうのが嫌な人はサンプルを取り寄せて作りたい部屋のイメージに合うのか確認してから使用を考えるのも良いでしょう。
傷が付きやすい
クッションフロアは、傷が付きやすいのもデメリットです。
床材を使用しているなら、多少の傷が付いてしまうには仕方がありません。
どのような材質でも傷を最小限に留める効果はあっても、完全に傷を付けないようにするのは厳しいからです。
ただ、フローリングなどは傷が付いても目立ちにくい構造となっているため、一目では分からず、気にならないでしょう。
しかし、クッションフロアの場合は傷が付きやすい傾向があり、デザインやカラーによっては目立ってしまうケースもあります。
そのため、傷が多く付いてしまうと家のデザイン的に直ぐに悪くなってしまい、雰囲気が壊れてしまうケースもあるようです。
また、クッションフロアは傷が付きやすいことから、タンスや冷蔵庫などをずっと放置していると、その場所が凹んでしまう場合もあります。
さらに、家具を引きずってしまうとわずかな跡が大きく目立つケースもあり、最悪破れてしまう可能性もあるでしょう。
そのため、クッションフロアを使用する際は、傷が付くことを承知しておく必要があります。
特に小さい子供やペットがいる家庭の場合、直ぐに引っ掻き傷が付いてしまい、目立ってしまうこともあります。
家庭の事情などを考慮してクッションフロアの使用を考えてください。
湿気がこもりやすい
クッションフロアを使用しているなら、湿気がこもりやすいという特徴もあります。
クッションフロアは塩化ビニールでできているため、通気性が良くありません。
通気性がないことから湿気がこもってしまい、経年劣化によっては浮いてきた隙間に空気が入ることによってカビが発生する可能性もあります。
カビが生えると臭いの原因にもなり、家の清潔感にも大きく影響するため、発生させないように注意しなくてはいけません。
ただ、クッションフロアはカビ対策を行うことも可能です。
まず、床の下地処理をするのがおすすめです。
クッションを貼る前に床の凸凹などを平らにしておくと、湿気が出ても隙間からカビが発生するのを防ぎやすくなります。
また、湿気がこもらないように部屋の換気も定期的に行うことで、クッションフロアのカビの発生も軽減できるはずです。
特にキッチンや洗面所、脱衣所などの水回り場所は、表面が結露して防カビクッションフロアでもカビが発生してしまう可能性があります。
防カビ性でも、こまめに水は拭いておくなど対策をしなくてはいけないので、手間に感じてしまう人もいるでしょう。
熱に弱い
クッションフロアは、熱に弱いという特徴があるのもデメリットです。
クッションフロアは表面がビニール系シートになっているため、熱を感知すると直ぐに溶けてしまうケースがあります。
タバコの火でも落ちてしまうと溶けて穴が空いてしまうため、喫煙者の場合は注意しないとクッションフロアにしても細かい穴だらけになって見た目が悪くなってしまうでしょう。
さらに、強い日差しを長時間受けるだけでも劣化が進んでしまうため、日差しが強い場所にクッションフロアを使用していると直ぐに変色して、良いデザインであっても悪くなる場合があります。
水回りで使用する際も、熱湯をこぼすと簡単に溶けてしまうケースもあるので、十分注意しなくてはいけません。
熱に弱い性質から熱対策を行う必要もありますが、注意していても傷んでしまう可能性もあります。
クッションフロアを利用する際は、簡単に傷んでしまうことがあることを念頭に置いて使用してください。
クッションフロアで後悔しないための注意点
クッションフロアはメリットもありますが、デメリットもあるためバランスを考慮して使用する必要があります。
クッションフロアにしたことで後悔しないためにも、ポイントを把握して利用する必要があります。
どのような注意点を押さえておくべきなのか、以下のポイントもあるため紹介します。
家具の移動は必ず持って行う!
クッションフロアを敷いて家具を移動する際は、必ず持って行う必要があります。
クッションフロアは跡が付きやすいデメリットがあるため、家具をずっと放置しておくだけで型が付いてしまう可能性があります。
また、傷も付きやすいので少しでも引っ掻いてしまうと傷跡が残り、良いデザインを選んだとしても台無しになってしまうでしょう。
そのため、家具を移動させたい場合や外に出す時は、持ち上げてクッションフロアと接しないように注意する必要があります。
少しでも引きずるように移動すると傷がついてしまうので、移動先まで持ち上げて慎重に下すことも重要です。
特に、タンスなどの重い家具は持ち上げること自体が難しく、早く下ろしてしまいたい気持ちになるはずですが、雑になると衝撃で跡が付いてしまうケースもあります。
そのため、家具が重くて運ぶのが難しい場合は無理をせずに、業者に依頼するなど工夫する必要があります。
無理をしてクッションフロアを傷つけないように注意しましょう。
カビの状態を定期的にチェックする!
クッションフロアのカビの状態についてもチェックしておきましょう。
クッションフロアは上記でも紹介しましたが、塩化ビニール素材になるため、通気性という点ではよくありません。
また、クッションフロアには耐水性があるものもありますが、完全に防水しているわけではないので、水をこぼしたり濡れたままで長時間放置していたりすると、隙間に染み込んでカビが発生してしまう可能性があります。
そのため、カビを発生させないように、まずは濡れたままにはしないように拭き取るのが重要です。
さらに、濡れないように対策をしておくこともできます。
例えば、脱衣所のような濡れやすい場所には、バスマットを敷いて水で濡れないように対策ができます。
もちろん、バスマットも定期的に取り替えて、クッションフロアに水が染み込まないようにすべきです。
また、畳の上にクッションフロアを敷く場合は、間に防水カビシートを敷く、またこまめに除湿するなどして、カビが発生しないように注意しておく必要があります。
カビ対策をしていても、気候や湿気などによって知らないうちにカビが発生する可能性もあります。
そのため、隙間などからカビが生えていないか確認し、湿気や水分に注意するようにしてください。
防水性や耐水性をチェックする!
防水性や耐水性についても、チェックしておく必要があります。
クッションフロアは水に弱い性質もあるため、上記でも紹介していますが、放置しておくと変色したりカビが生えたりする可能性があります。
そのため、防水性や耐水性についてチェックしておくべきです。
クッションフロアでも防水性や耐水性がある種類はたくさんあり、その場合水による劣化を防ぎやすくなります。
クッションフロアはキッチンや洗面所、脱衣所など水回りのエリアに設置する機会もあるため、防水性がないとデザインが損なわれて後悔することになるでしょう。
ただ、防水性や耐水性があったとしても、手入れすることは重要です。
濡れていてそのまま放置しているとカビが発生する原因にもなるため、水滴を拭くなど対策する必要はあります。
クッションフロアによるメリットを活かすためにも、防水性耐水性のあるものを使用してください。
クッションフロアの重さをチェックする!
クッションフロアの重さもチェックしておく必要があります。
クッションフロアは、サイズによって厚さも違うので重さも変わります。
クッションフロアに重量があると、家の耐久性などにも関係してくるため、できるだけ負担がかからないように軽くしておくのが大事です。
クッションフロアは軽いほどダメージを軽減できるため、しっかりチェックしておく必要があります。
また、クッションフロアを設置した際は、そこに置く家具なども注意しておくべきです。
クッションフロアは荷重が1箇所に集中すると、クッション部分が潰れてしまう可能性があります。
そのため、冷蔵庫やテレビなど重いものを設置すると凹んでしまいデザインや見た目が悪くなるケースもあります。
そのため、クッションフロアを設置するときは、荷重を分散させるのが大事です。
例えば、日頃動かすことがない重い家具の下にベニヤ板を敷くと比重は分散されるため、跡が付きにくくなるでしょう。
クッションフロアの重さについては1箇所に集中するより分散が大事なので覚えておきましょう。
また、家具や家電にクッション性のものを履かせることでも重さは分散されるため、1つの工夫として明記してください。
クッションフロアはDIYできる?
クッションフロアは業者に依頼もできますが、DIYで自分でアレンジも可能です。
クッションフロアによるDIYは、どのように行うことができるのか手順を把握しておきたい人もいるでしょう。
DIYによる手順について内容を紹介します。
【手順①】クッションフロアを貼る前にした準備を行う
クッションフロアを張る前に、まずは下準備を行う必要があります。
クッションフロアをDIYする場合は、張る場所にどれくらいのサイズが必要になるのか、また床を掃除して埃などを取り除いておく必要があるからです。
まずは、クッションフロアを張る予定の部屋の見取り図を準備しましょう。
部屋の各辺の長さをメジャーで測り、寸法を書き込みしてどれほどの長さになるのかチェックします。
次にクッションフロアの幅に合わせて計画線を引き、必要な長さを算出します。
部屋の幅とぴったりの同じ長さにするのではなく、両端に約5cm程度の余分ができるように計算してください。
クッションフロア同士の継ぎ目にあたる部分も柄合わせを行いたいなら数cmほどは余裕を持たせておくのが大事です。
長すぎる分には調整できるので、短くなり過ぎないように余裕を持つようにしてください。
また、クッションフロアを張る前に床掃除をして、ゴミや汚れをきれいに取り除くようにしましょう。
ゴミや汚れがある場合は、クッションフロアを設置するときに接着不良になるケースもあるからです。
掃除機を使用して床のゴミを吸い取り、油汚れなどが付着しているなら専用の洗剤を使用して拭き取り十分乾かしてください。
【手順②】 両面テープを貼りクッションフロアを設置する
クッションフロアを張る部屋の掃除や寸法をとることができれば、貼っていきます。
まずは両面テープを貼る必要があります。
部屋の四方の壁際に両面テープを貼りますが、壁ギリギリまで密着させるのではなく、少し余裕を持たせても大丈夫です。
壁際を貼ることができれば、中央部にも壁から50cmのところまで両面テープを貼ります。
この両面テープは、クッションフロアが浮き上がるのを防ぐためです。
クッションフロアが浮き上がると見た目が悪くなるだけでなく、カビが発生する原因にもなるため、必ず行っていきましょう。
そして、メジャーを使用して必要な長さを測り、必要に応じてカットしていきましょう。
その後はクッションフロアを張っていきます。
DIYする部屋の間取りやサイズによりますが、クッションフロアはある程度の大きさに切っておいた方がやりやすいのでおすすめです。
壁際のテープのはくり紙を剥がしてから、クッションフロアを巻いた状態で角を揃えて床の上に置いていきます。
その後に中央部のはくり紙を剥がし、クッションフロアを広げていきますが、最初に置いたのと反対の壁側のはくり紙は何もしません。
そして、両面テープを剥がすときは慎重にしないと剥がし残りなどが生じてしまうケースもあり、上手くくっつかないケースもあるので、丁寧にしていきましょう。
【手順③】クッションフロアの余った部分をカットしていく
クッションフロアを広げていき、両面テープを剥がしていくと無事に敷いていくことができるはずです。
ただ、クッションフロアは余裕を持って広げているはずなので、余る部分が出てくるはずです。
その場合は、押さえベラでクッションフロアの端を押し込んで、余った部分をカットするようにしましょう。
余分な部分は、カットしないと見た目の印象が悪くなります。
また、切り取る際にギザギザや曲がってしまうのも見た目が悪くなるため、綺麗に真っ直ぐする必要があります。
そのため、押さえベラをして余分な部分と必要な箇所をしっかり見分けられるようにすべきです。
カッターを使用するとブレずに切りやすいので準備しておくのがおすすめです。
剥がさずに残していた部分も、ある程度クッションフロアを広げていくことができれば、剥がしてください。
全て貼り付けることができれば完成になり、2枚目以降も同じ手順で貼り付けていきましょう。
【手順4】クッションフロアの継ぎ目の部分を処理する
クッションフロアを全て敷き終えることができれば、継ぎ目を繋いでいくようにしましょう。
クッションフロア同士の継ぎ目の部分も柄がずれやすいため、綺麗につながるように調整する必要があります。
綺麗に継ぎ目を繋げるためには1枚目と2枚目を柄が綺麗に重なるように合わせ、養生テープやマスキングテープなどを使用して貼り、固定してください。
柄がずれてしまうと見た目が悪くなり、隙間ができてカビの発生などにつながるため、複数箇所に一定の間隔で貼っていきます。
貼り終えたら、2枚のクッションフロアが重なっている部分の中央に定規を当てカットします。
その後、切り取った部分を取り除いて床の継ぎ目部分に当たるところを、再度両面テープで貼るとがっちりと固定できます。
はくり紙を剥がしてクッションフロアを貼り付ければ完成になるため、DIYを考えている方は手順を押さえて行うようにしましょう。
クッションフロアはカビがすごい?
クッションフロアはデザインも豊富に揃えられており、DIYもしやすい特徴がありますが、カビの発生について懸念している人もいるはずです。
クッションフロアは確かに湿気や熱がこもりやすい特徴があるので、カビが発生するケースもあります。
定期的にメンテナンスをしていないとカビにより衛生面が悪くなる場合もあるので、ポイントを押さえておくのが大事です。
クッションフロアのカビについて内容を紹介します。
クッションフロアにカビが生えたときの対処法
クッションフロアの手入れに注意していても、カビが生えてしまうケースがあります。
その場合は、カビを落とすために道具を準備しましょう。
必要となるのは容器、水、アルコールスプレー、中性洗剤、雑巾です。
まず、バケツなどの容器を準備して水を入れていきます。
その後、カビのある部分はもちろん、周りも含めて広範囲にアルコールスプレーを吹きかけましょう。
中性洗剤を雑巾につけて、アルコールスプレーを吹きかけた部分を拭いていきますが、適度に水を付けた方が吹きやすいです。
そして、雑巾を水に浸して絞り、水抜きをしていきます。
その後に乾いた布なので水滴をしっかり拭き取り、乾かせばカビを取り除くことが可能です。
大抵のカビはこの方法で落とすことができるはずですが、もし残ってしまったなら塩素系クリーナーを使用してください。
そして、塩素系クリーナーは刺激が強いので、防護手袋をはめておきましょう。
クリーナーをカビのある場所に吹きかけ、5分ほど待って雑巾で拭き取れば落とすことができるはずです。
水滴を残さないように、しっかり乾燥させてください。
クッションフロアが安っぽく見えないために
クッションフロアはいろいろな種類がありますが、選んだデザインによっては安っぽく見えてしまう場合もあります。
安っぽく見えないようにするためには、選び方が重要になるため内容を紹介しましょう。
【まとめ】高級感のあるデザインのクッションフロア
クッションフロアが安っぽく見えないようにするためには、高級感のあるデザインを選ぶ必要があります。
例えば、木目調のクッションフロアは見た目がシンプルでありながら、高級感も感じられるデザインが多いです。
ただ、木目調でも特に日本式のものや、様々なバリエーションの色で散りばめられているデザインはおしゃれに見えます。
他にも大理石風のクッションフロアや石目黒系、ハニカムモザイク柄なども見た目がおしゃれに見えます。
高級感のあるクッションフロアをキッチンやトイレなどに貼ると、おしゃれに見えて安っぽさは出ないので、雰囲気も合わせて考えてみてください。
まとめ
クッションフロアのデザインや特徴、ポイント、口コミなどについて内容を紹介してきました。
クッションフロアは人気があり、DIYでも利用できますが、注意点を押さえていないと、後悔してしまうケースもあります。
クッションフロアのデザインをよく見せるためにも、事前に家の雰囲気に合うのか確認する必要があるので、慎重に考慮して選んでください。