目次
外構工事の依頼を考えている方もいるでしょう。
家のフェンスや門扉などは、経年劣化で状態が悪くなると、セキュリティ面や外観に影響が出る傾向があります。
そのため、外構工事で新しく改善することは重要です。しかし、費用相場や安くする方法を把握しておくことも大切です。
外構の種類のほか、庭やテラス、駐車場などの費用を知っておくと前向きに検討できるため、内容を紹介します。
外構の種類とは?

外構には、門扉やフェンス、カーポート、駐車場など、さまざまな分野があります。
外構は家づくりにおける重要なポイントのため、内容をしっかり把握しておくことが大切です。
外構でまず把握しておきたいのが、種類です。
1つだけではなく、いくつかの種類があり、それぞれ特徴も異なるため押さえておく必要があります。
オープン外構
オープン外構は、家の周囲にフェンスや塀を設置しない、または構造物の高さを低くした種類です。
オープンという名前の通り、開放感があり、見た目もすっきりした印象になります。
また、設置する構造物が少ないため費用を抑えられ、大体50〜100万円です。
狭小住宅でも広々とした印象を与えられるつくりで、人や車も出入りしやすい構造のため、新築時に多くの人が選ぶスタイルでもあります。
費用の安さと開放的な見た目が大きなメリットですが、外部から家の中が見えてしまうため、防犯対策が必要です。
特に住宅が密集している地域では、オープン外構だと他の家と比較され、空き巣などの被害に遭う可能性も考えられるため、防犯カメラなどを設置する必要があります。
また、外からの視線が気になる方もいるはずなので、トイレや浴室、リビングなど必要な場所だけにフェンスを設置するなど、対策を行ってください。
セミクローズド外構
セミクローズド外構は、オープン外構とクローズ外構の両方の特徴を持つスタイルです。
オープン外構は開放感が大きなポイントのため、フェンスを低くし、遮るものを少なくしています。
ただし、防犯やプライバシー保護の面から、部分的には見られたくない場所もあるでしょう。
そのため、気になる場所はフェンスを高くしており、すべてが外部から見えるわけではありません。
例えば、お風呂やトイレなどはプライバシーに関わる場所のため、高いフェンスや塀を設置し、外部から見られないよう工夫できます。
また、リビングの1階も家族で団らんする場所なので、人目が気になる場合は対策できます。
セミクローズド外構では、自分たちの意向に合わせて、どの部分のフェンスを高くし、どこを低くするか考えることが可能です。
工事費用の相場は80万円〜150万円ほどですが、自由に組み合わせられるため、相場を超える金額がかかるケースも考えられます。
外構としてバランスが良いため、検討してみましょう。
クローズド外構
クローズド外構は、敷地の周囲を門扉やフェンスなどで囲み、外部から中が見えないよう遮断するスタイルです。
外からの視線を完全に防げるため、防犯とプライバシーの保護ができ、外構の中でも1番の安心感があります。
ただし、高いフェンスや門扉によって外部が見えなくなるため、閉塞感を抱くこともあるでしょう。
閉塞感があると気持ちも内向的になり、ストレスを感じる方もいるはずなので、自分の気持ちも考慮して決める必要があります。
また、自分だけでなく周囲の人にも、高いフェンスや壁によって圧迫感や威圧感を与え、良い印象を持ってもらえない可能性があります。
クローズド外構の費用は他の種類と比べて高めで、150万円〜300万円ほどです。
クローズド外構の費用が高いのは、設置する構造物が多く、その分金額も高くなり、工期も長くかかるためです。
クローズド外構の特徴を押さえたうえで依頼する必要があるでしょう。
外構の種類と費用相場

外構にはフェンスや庭、アプローチなどさまざまな種類があり、費用相場もそれぞれ異なります。
リフォームなどで外構を新設または改修するなら、費用の目安をチェックしておくことが大切です。
外構の種類ごとに費用相場を紹介します。
①庭・テラス
外構のリフォームや設置で、庭やテラスを依頼したい方もいるでしょう。
庭では、芝生を敷くことや花壇を作ることなどが主なリフォームになります。
シンボルツリーを植えることもリフォームに関わり、庭をさらに広げたい場合も業者へ相談できます。
テラスは、家に屋根やデッキを設けたい場合に依頼できます。
テラスの屋根にもさまざまな種類があり、洋風から和風まであります。
庭の種類に合わせてテラスを選べば、雰囲気を損なうことはありません。
外構業者に相談すれば、屋根やデッキのカタログを見せてもらえるため、相談のうえで最適な選択をしてください。
庭・テラスの費用相場
外構における庭の費用は、工事の規模によって大きく左右されます。
例えば、庭に芝生を敷くといった簡易的なリフォームなら、1平米あたり約1万円で済ませることが可能です。
庭の範囲が狭ければ数十万円程度で済み、出費も大きくなりません。
ただし、デッキや庭石、シンボルツリーなどを設置する場合は、費用が加算されて50万円〜100万円万ほどになるケースもあります。
なお、シンボルツリーを植栽する場合の一般的な価格は、約5〜10万円ほどです。
植える木の量が多くなるほど価格も上がるため、事前に確認しておく必要があるでしょう。
庭全体を大きくリフォームする場合や新たに設置する場合は、100万円以上の金額になる可能性もあると明記してください。
テラスのリフォームや設置は、床の材質や屋根の有無によって金額が変わります。
木材を使用するとクオリティが高くなるため、価格が上がる可能性があります。
屋根は標準的なものであれば10万円程度で済ませられますが、グレードを上げると20〜30万円になるケースもあるようです。
そのため、庭とテラスを両方行う場合の相場は50〜150万円ほどで、グレードや範囲により価格は大きく変わります。
詳細な見積もりを取り、確認するようにしてください。
②門扉
門扉、門塀、ポスト、表札などは、まとめて工事するのが一般的です。
門扉には多くの材質があり、レンガ、木製、鉄製、樹脂などから住宅に合わせて選べます。
また、業者によってはデザインも豊富に用意されており、欧米風や和風などから選べるでしょう。
ポストや表札にも、カラフルで派手なものからシンプルでスマートなものまで、さまざまな種類があります。
クローズドスタイルでは、門柱と門扉の両方を設置して家の敷地と外部を遮断する必要があるため、必須です。
重厚感のある門まわりにすれば、セキュリティ面でも安心できます。
オープンスタイルは、反対に門扉を設置しない開放的な入り口です。
そのため、門柱のみを設置してポストや表札を置きます。
外構としてエクステリアを考える際は、使いやすさ、防犯性、デザインを重視して決める必要があります。
門扉の費用相場
門扉の費用相場は、扉の種類や塀の材質などで変動しますが、約15万円〜30万円ほどが目安です。
門扉や表札、郵便ポストのみを単体で分けて工事するのではなく、すべてを含めた費用になるのが一般的です。
門扉は相場でも30万円ほどと高額ですが、他のエクステリアと比べて特に高額というわけではありません。
ただし、できるだけ安く抑えたい場合は、クオリティを求めるほど金額が上がるため、業者と相談しながら費用相場を確認しましょう。
③アプローチ(門から玄関までの通り道)
玄関アプローチは、門まわりから玄関にかけての部分です。砂利やコンクリートを敷いたり石材を貼ったりして、玄関までの通り道を歩きやすくするために施工します。
玄関アプローチにはさまざまなデザインがあり、石材を使用したものやタイル系のものなどがあります。
アプローチの種類には
・タイル
・レンガ
・インターロッキング
・コンクリート
・砂利
・階段
・があります。
タイルは玄関アプローチにおける最も基本的な種類です。
色や種類が豊富なため、門柱やフェンスなど、ほかの外構アイテムともコーディネートしやすいです。
レンガは並べ方次第でさまざまなデザインにできるため、デザインの幅が広いといえます。
耐久性を踏まえ、自転車や人の重さに耐えられるかを確認しましょう。
インターロッキングはブロック状の部材で、荷重を分散する働きがあるため、耐久性の面で安心です。
カラーの種類も豊富で、透水性が高い点も特徴です。
コンクリートは耐久性にメリットがある一方、からの種類がないため、殺風景になりやすいデメリットもあります。
そのため、スリットを入れるなど、デザイン面も考慮するなら工夫が必要でしょう。
砂利は歩くと音が出るため、防犯性の面では大きく期待できます。
ただし、凸凹で歩きにくい部分もあるため、庭の広さなども踏まえて決める必要があります。
階段は建物と玄関アプローチをつなぐ際に利用できます。
段差が高すぎると不便になるため、家族の都合に合わせて計算しましょう。
アプローチの費用相場
玄関アプローチの費用相場は、おおよそ10〜15万円ほどです。
玄関アプローチは1平米あたりの価格で計算するため、庭の広さや玄関から門扉までの距離によって費用が変わります。
庭の面積が小さく、玄関までの距離も短い場合は、質の高い材質を使っても数万円程度で済む可能性があります。
一方、庭が広い家では材質の価格によって料金も変わるため、考慮しなければなりません。
アプローチの費用相場は、ほかの工事と併せることで多少安く抑えられる場合もあるため、相場を確認しながら業者に相談すべきです。
また、自宅の雰囲気や庭に合うデザインを選ぶことも重要です。
デザイン次第では、和風の静かな印象や洋風の煌びやかなイメージを与えることもできます。
ただし、玄関アプローチではデザインだけでなく、安全性も考慮しなければなりません。
デザインが良くても、足場が安定しにくい道のりや段差が高い場合は怪我をする可能性があるため、その点を確認して決める必要があります。
また、玄関アプローチの価格には庭の広さも関係し、玄関と門扉の距離が長ければ、価格も高くなる可能性があります。
玄関アプローチは家の雰囲気にも関わるため、慎重に選びましょう。
④駐車場
駐車場は車を停めるために必要な場所です。
駐車場を作る際は、主に
・コンクリート
・アスファルト
・砂利
・芝生
・インターロッキングブロック
・剥き出しなどの種類があります。
コンクリートは白く明るい見た目になるため、おしゃれに仕上げやすく、耐久性がありメンテナンスの手間も少ないメリットがあります。
また、コンクリートは日光を浴びても高温になりにくく、暑さ対策としてもメリットがあるため、南部や湿気が高い地域などでも前向きに利用できるでしょう。
しかし、広い面積をコンクリートにするのは難しく、施工期間も長いため待つ必要があります。
さらに、ひび割れすると見た目も悪くなってしまいます。
アスファルトは表面にざらつきがあるため滑りにくく、透水性があるので汚れが目立ちにくい特徴があります。
さらに、アスファルトは短期間で施工できるため、素早くリフォームを完工できます。
ただし、アスファルトは美しい見た目に仕上げるのが難しいため、家のデザインによっては合わせにくいです。
特にオープンタイプでは駐車場が大きく目立つため、デザインにこだわる人は注意すべきです。
砂利は水はけが良く、外構リフォームでも比較的安価であるメリットがあります。
踏むと音が鳴るため防犯効果も期待できますが、コンクリートやアスファルトのように固まってはいません。
そのため、時間が経つと偏りが生じる場合があり、量が減る可能性にも注意が必要です。
芝生は、耐久性を考えて人工芝を採用するケースが多いです。
緑色で自然を感じられるため家の雰囲気に合わせて採用できますが、アスファルトやコンクリートより耐久性が高いわけではないため、注意してください。
また、費用が高額になるケースも多いため、こだわりがある場合にのみ採用するのがおすすめです。
インターロッキングブロックは、色やデザインの異なるブロックを設置し、地面に模様を付けられます。
滑りにくく、雑草も生えにくくできますが、耐久性はあまり高くありません。
むき出しは外構施工をせず、余っている部分を駐車場として使います。
ただし、むき出しは雨の日に水がぬかるむなどメリットがないため、必ず施工するのがおすすめです。
駐車場の費用相場
駐車場にかかる費用は、どの程度まで施工するかによって変わります。
駐車場の地面を舗装するだけなら10万円から施工してもらえますが、上記で紹介した芝生やインターロッキングブロックなどは、もともとの価格設定が高いです。
そのため、施工の種類によっては高額になるケースもあるでしょう。
また、駐車場の地面施工だけでなく、カーポートやガレージを設置するなら、費用はさらに加算されます。
カーポートを設置する場合は20〜30万円ほどの費用となり、ガレージを設置するなら100万円以上の出費がかかるでしょう。
さらに、駐車場の装飾としてライトを設置する場合や、1台分だけでなく2〜3台分を施工するなら、費用はさらに加算されます。
駐車場をリフォームする際は、どの程度の規模になるかを把握したうえで、設置を検討してください。
⑤駐輪場でも
駐車場だけでなく、駐輪場の利用を検討している人もいるはずです。
駐輪場は、駐車場とのバランスを考慮して施工する必要があります。
基本的に戸建て住宅の駐輪場スペースには、大きなスペースは必要ありません。
多くても2〜3台を停められるスペースがあれば問題ないはずなので、寸法を計算して範囲を決めてください。
駐輪場のスペースとして、例えば外周に独立した場所を設けることができます。
道路からすぐに自転車を停められ、台数が増えた場合もすぐに対応できます。
ただし、外周にあるため玄関までの距離が遠くなる可能性があり、重い荷物を運び出す際にはデメリットとなるケースもあります。
ほかにも駐輪スペースは、門柱の後ろ、駐車場との共有スペース、勝手口の周り、ガレージや車庫なども検討できます。
門柱の後ろなら自転車を正面から隠せるため、生活感が出ないようにできます。
また、自転車が家のデザインを邪魔せずに済むため、外観にこだわる人におすすめです。
駐車場と共有する場合は、カーポートも共有することでスペースを広げられます。
車関係専用の場所として確立できるため、配置終わりを明確にすることが可能です。
勝手口の周りでは、駐輪スペースにテラス屋根を設けることで雨を避けられます。
狭い範囲でも有効活用できるため、駐輪場として前向きに検討できます。
ガレージや車庫は防犯性が高く、雨を避けることも可能です。
関連する物品も保管できるため、趣味として自転車専用の場所にできるでしょう。
駐輪場として利用できる施工の種類は駐車場と同じで、基本的にはコンクリートやアスファルトです。
十分に考慮してください。
駐輪場にかかる費用の相場
駐輪場の費用は、どの程度のクオリティにするかによって価格が変動します。
駐輪場は基本的に3台タイプで、10〜20万円ほどが相場です。
ただし、サイクルポートやオプションとしてサイドパネルを設置する場合などは、別途8万円〜10万円の費用がかかるため、必要であれば価格に含めて考えておく必要があります。
また、駐輪場を後付けで設置する場合、穴あけや基礎工事、本体の組み立て、屋根の取り付けまでの施工費用は約3万円〜6万円ほどで、サイズによって費用が変わることもあります。
さらに、本体価格の約10万円〜18万円を加えると、総額費用は13万円〜25万円が相場になるでしょう。
駐輪場のリフォーム費用は内容によって高額になる可能性もあるため、事前に業者へ見積もりを依頼し、価格を確認しておきましょう。
⑥ポスト
ポストは、上記で紹介した門扉をリフォームする際に、あわせて依頼するのが一般的です。
ただし、ポストだけをリフォームすることももちろん可能で、デザインや希望を踏まえて4つの種類から選べます。
ポストは基本的に、埋め込み型、据え置き型、壁掛け型、ポール型から選べます。
埋め込み型は、門柱や壁、塀などに埋め込んで設置するタイプです。
構造上、門まわりのプランニングを行う必要があり、人気のタイプにはポストボックスを載せて設置するポールタイプがあります。
据え置き型は既存の門柱や塀に取り付けるタイプで、投函しやすい高さに合わせることも可能です。
埋め込み型よりも簡単に設置できますが、取り外しやすくもあるため、防犯対策も重要です。
壁掛け型は据え置き型と同様に好きな場所へ設置でき、簡単に取り外すこともできます。
防犯面を考えると、ポストに鍵をかけるなどの工夫が必要になるでしょう。
ポール型は、上部にポストが載っているタイプです。
アメリカンスタイルですが外観がおしゃれで、門扉の有無を問わず利用できるため、前向きに計画を検討できるでしょう。
ポストにかかる費用の相場
ポストの費用相場は、門扉や門柱、表札などをセットにしている業者が多いため、単品ごとに施工するケースは少ないです。
ただし、ポストのみであれば数万円程度の費用で依頼できるはずなので、5〜15万円程度を目安にしておくのがおすすめです。
ただ、セット価格を提示している業者が多いため、ポスト単品だけでは価格が高くなる可能性もあります。
門柱、門扉、表札、ポストをすべてセットで依頼する場合、費用相場は15万円〜30万円ほどです。
ポスト以外にも施工してほしい箇所がある場合は、業者に値下げできないか交渉してみましょう。
また、ポストの工期はおおよそ2〜5日ほどで完了するはずです。
ただし、門柱や門扉、表札などもセットにするなら、5日〜20日程度かかると考えておくのがおすすめです。
⑦カーポート
カーポートは駐車するためのスペースであり、デザイン面も重要ですが、安全性も考慮して外構工事をプランニングする必要があります。
カーポートは基本的に天井と柱で構成されていますが、さまざまな種類があるため、特徴を押さえて選ぶ必要があります。
カーポートの1つ目の種類は、片側支持タイプです。
柱が片側にしかないため、駐車スペースを広く確保できます。
車を停めやすいため、採用している人も多いです。
2つ目は両側支持タイプです。
名前の通り両側に柱があるため安定感があり、天井も比較的大きな荷重に耐えられます。
風や雪などにも耐えられるため、気候の変動が激しい場所では採用しやすいでしょう。
3つ目はポリカーボネートです。
素材の強度を高めているため、雪や風などにも耐えられるよう設計されています。
紫外線をカットする熱線吸収機能を持つものもあり、日差しの強い地域では車を守ることが期待できます。
また、種類によっては防火性能が付帯しているケースもあり、カラーバリエーションも豊富なので、家のデザインに合わせて施工できます。
4つ目は金属板です。
金属板は豪雪地帯などでも、十分な強度を確保できます。
錆びにくく軽い素材であるアルミを使用したものもあるため、カーポートの耐久性も心配ありません。
5つ目は波板です。
波板は塩化ビニール製の波状のもので、他の種類と比べて費用が安いため、屋根を付けたい方におすすめです。
ただし、耐久性や日差しを防ぐ性能は高くありません。
カーポートにかかる費用の相場
カーポートの費用相場は、おおよそ30万円〜です。
カーポートは駐車台数や広さ、天井の支持タイプ、屋根材によって価格が変わるため、クオリティ次第では大きく変動します。
範囲が広く、ポリカーボネートなどクオリティにもこだわる場合は、100万円近くまで加算されるケースもあるでしょう。
カーポートをホームセンターに依頼する場合は、工事費用を含む価格となり、割引が適用されているケースもあります。
また、外構業者でもカーポートと駐車場をセットでリフォームするなら、割引が適用され、相場内でも安く抑えることが可能です。
カーポートの価格は30〜100万円程度と幅が広いため、業者に確認してみるとよいでしょう。
⑧ガレージ
ガレージは、車を駐車するための専用スペースです。
駐車場やカーポートと同じように考える人もいますが、防犯性や耐久性を考慮すると異なるため、確認しておくことが大切です。
まず、ガレージは車を完全に囲む密閉空間の構造となっているため、外部からまったく見えず、防犯性が高くなっています。
一方でカーポートは開放的な構造で、天井と支柱はあるものの壁がないため、外から見える造りです。
ガレージのほうが施錠なども含め、盗難や車が破損するリスクを軽減できるため、確認しておきましょう。
ガレージの場合の耐久性は、壁や屋根に使われる材料、建設方法によって長期間維持できます。
一方、カーポートは風や雨、雪などの自然災害にさらされるため、耐久性には限界があります。
そして、ガレージの設置費用はカーポートより高くなるケースが多いです。
ガレージは構造や仕組みもカーポートより複雑で、サイズも大きいため価格が高くなります。
カーポートはシンプルな構造のため、ガレージに比べると依頼しやすい特徴があるといえます。
このようにガレージとカーポートの構造をしっかり把握し、外構業者へ依頼するようにしましょう。
ガレージにかかる費用の相場
ガレージを設置する際は、本体や施工費、オプション、建築確認申請などがあり、初期費用がかかります。
素材には鉄筋、鉄骨、木材があり、素材ごとに特徴や金額が異なります。
鉄筋は耐震性や耐火性に優れており、木造と比べると耐久性が高いです。
鉄筋のガレージは20万円〜80万円の価格で設置でき、台数や施工範囲によって異なります。
木材の場合は、鉄筋よりも安い価格でガレージを設置できます。
10万円〜30万円の価格で施工できるため、費用を抑えたい場合は利用を検討できます。
ビルトインガレージには、新築時にそのまま設置するタイプと、後付けで行う2つの種類があります。
新築でも後付けでも費用相場は変わらず、20万〜40万円の価格です。
ガレージは種類ごとに価格が異なりますが、施工やクオリティにこだわる場合、費用が100万円近くになるケースもあるため注意しましょう。
⑨フェンス
フェンスは、家の外観やセキュリティ面で重要な役割を果たします。
フェンスがあると家の内部を目隠しできるため、外からの視線を気にせず、プライバシーを保護できます。
また、外部からの侵入を防げるため防犯対策にもなり、家の雰囲気に合わせればデザインとして外観を美しくすることもできるなど、さまざまな役割があります。
フェンスには生垣やブロック塀などの種類がありますが、現在ではアルミ材を用いるものが主流です。
アルミ材のフェンスにもさまざまな種類があり、形材フェンス、鋳造フェンス、木粉フェンス、スチームフェンスなどがあります。
形材フェンスは、シンプルな形状を組み合わせて作るデザインです。
横ラインや格子状、ルーバー材などさまざまな種類があり、それぞれを組み合わせてコーディネートできます。
木目調のアルミ形材フェンスもあり、和モダンの印象を強調したい家では利用を検討できるでしょう。
アルミ鋳造フェンスは、形材フェンスよりも複雑なデザインに使えるフェンスです。
尖った先端や曲線を使って細かなデザインができるため、アルミ素材でも北欧風や欧米風などのフェンスに仕上げることが可能です。
家の雰囲気づくりをしたい場合は、この種類を活用すると良いでしょう。
木粉入りフェンスは、見た目が木製フェンスとほとんど変わらない点が特徴です。
和風住宅に合う仕様で、家のデザインに合わせて強度を高めることも可能です。
スチールフェンスは細い格子状で、存在を主張しすぎない作りのため、どのようなデザインの住宅にも合わせやすい特徴があります。
格子の隙間が大きいため、風通しも良くできます。
それぞれのフェンスの特徴を押さえたうえで、利用を検討してください。
フェンスの費用相場
フェンスの費用相場は、規模や素材などによって異なります。
上記でも紹介したように、フェンスにはさまざまな素材があるため、どれを選ぶかによって価格は変わります。
形材フェンスは、高さ60cm×幅2mでおおよそ2万〜5万円程度が相場です。
アルミ鋳造フェンスは、高さ60cm×幅2mでおおよそ5万〜8万円が相場となります。
木粉入り樹脂フェンスは、高さ60cm×幅2mでおおよそ4万円〜7万円が相場です。
スチールフェンスは、高さ60cm×幅2mでおおよそ1万〜2万円が相場になります。
それぞれ高さや幅によって価格相場は決まりますが、規模が大きくなり、高さを求めるほど費用は高くなります。
フェンスの設置には、おおよそ50万〜80万円ほどかかると見ておいた方がよいため、資金を準備しておく必要があるでしょう。
また、フェンス設置の費用を自分で予想するのは難しいため、必ず業者から見積もりを取ったうえで検討しましょう。
⑩ライト・照明
ライトや照明は、庭や家を明るくするために必要です。
照明やライトを設置すれば、玄関周りやアプローチの足元を照らせるため、夜でも階段や段差を目視で確認でき、踏み外しなどのトラブルを避けられます。
また、ライトがあると周囲を明るく照らせるため、泥棒対策にも活用できます。
暗い場所は空き巣に狙われる可能性がありますが、明かりがあることで防犯対策としても大きな効果を得られるでしょう。
さらに、外灯やランプの種類によっては、夜でも魅力的な風景を演出できます。
照明を立体的に配置したり、カラーをアレンジしたりすると、ナイトシーンも楽しめます。
庭にライトを付けるには、屋内コンセントの設置やトランスを確認してください。
それぞれが設置されていれば、外構業者に頼らず自分でDIYすることも可能です。
ライトや照明にはポールタイプ、スポットライトタイプ、門灯タイプなどがあるため、それぞれの特徴を把握して選びましょう。
ライト・照明の費用相場
ライトや照明の費用相場がどの程度なのか、確認しておきましょう。
庭をライトアップする外構照明の電気工事には、既存照明の交換、増設の設置費用、照明の修理費用があります。
ライトはポールタイプなら約3万円〜6万円の価格で、スポットライトタイプは約3万円〜4万円、門灯タイプは約2万円〜5万円です。
照明を交換する費用は、一般的に1箇所あたり約5,000円〜10,000円が相場です。
照明を後付けで増設する費用は、電気工事から行うため、1箇所あたり3,000円〜6,000円ほどです。
ポールタイプでは別途支柱工事費用として約8,000円〜10,000円が必要になるため、それぞれの価格を考えると5〜10万円ほどになるでしょう。
ただし、設置本数が多い場合や、センサー付きなど多機能なライトを設置する場合は、費用がさらに加算される可能性があります。
グレードを上げるなら、費用は10万〜25万円ほどになると予想しておくとよいでしょう。
内容によって費用は大きく変わる可能性があるため、各業者の見積もり費用を確認してからリフォームを依頼しましょう。
外構工事の費用を抑えたいときは

外構工事の費用をできるだけ安く抑えたい方もいるでしょう。
外構工事の費用を抑える方法は3つあるため、それぞれのポイントを押さえておくことが大切です。
どのような方法があるのか紹介します。
質が良く、価格の安い素材を使用する
外構工事の費用を安くするには、価格の安い素材を使用するのがおすすめです。
門扉や玄関アプローチ、ライト、テラス、フェンス、カーポートなど、エクステリアにはさまざまな種類があり、それぞれグレードも異なります。
例えばフェンスでも、耐久性が高くブランド品であれば、通常のフェンスより価格は高額になります。
クオリティの高いタイプやデザイン性が高く人気のあるものは、価格も高めに設定されているため、施工費用などを含めると数万円〜数十万円変わる可能性があります。
ただし、価格の安い素材でもクオリティが著しく低い場合は耐久性も低い可能性があり、後悔するケースもあるでしょう。
そのため、価格とクオリティのバランスを考える必要があります。
グレードの低い部分と高い部分の中間を選べば、価格はある程度安く、クオリティも期待できます。
バランスを考慮し、価格に納得したうえで依頼しましょう。
専門業者に依頼する
専門業者へ依頼することも、価格を抑える際に役立ちます。
専門業者はさまざまなプランを提供しているため、自分の予算に応じて施工を依頼しやすいです。
また、専門業者では割引やキャンペーンを実施しているケースもあるため、期間内に依頼すれば何十%もOFFで施工を依頼できる可能性があります。
専門業者ではないホームセンターでは、外構業者を紹介する際の中間マージンがかかるケースもあり、価格が高くなる可能性があります。
そのため、直接業者またはエクステリア専門メーカーに依頼するのがおすすめです。
自分でDIYする
費用を安く抑えたいなら、自分でDIYするのもおすすめです。
DIYは自分で全工程を行うため、業者にかかる施工費用を0にできます。
業者に依頼すると施工費用だけで数万円〜数十万円を支払う必要があるため、予算面で厳しい人もいるはずです。
また、エクステリア施工は簡単なものであれば専門業者に依頼しなくてもよく、例えばライトを設置する程度なら、第二種電気工事の資格を取得していればDIYが可能です。
そのほか、ポストのデザインを変えるなど、簡単な施工であれば問題なく行えます。
もちろん、DIYでも規模やクオリティによっては業者に依頼しなければならないケースもあるため、自分で行える範囲だけ作業してください。
外構工事のおすすめ業者5選

外構工事を依頼する際は、業者に依頼する必要があります。
ただ、業者は数多くあり、それぞれ特徴も異なるため、「どこに依頼すれば良いのか?」と疑問に思う人もいるでしょう。
外構業者のなかでも全国に対応している業者を中心に、おすすめの5社があります。
それぞれの内容を紹介します。
リクシル
リクシルはエクステリア業界で最大の大手メーカーであり、商品のラインナップに加え、建材や住宅設備なども取り扱っています。
リクシルの商品はカーポートやフェンス、テラス屋根、ウッドデッキなど幅広く対応しており、機能性も高いため多くの人から人気があります。
例えば門扉は、質感や感触にこだわったハイエンドモデル、スタンダードなタイプ、多彩なコーディネートを楽しめるラフィーネから選択可能です。
フェンスも門扉と同じく3つのタイプから選べ、家のデザインに合わせてカラフルな仕上がりにしたり、外部から見えない仕様にしたりと、機能性を重視して選べます。
宅配ボックスも、シンプルなデザインの手動錠やスマートフォンと連携できるポスト、据え置き・ポール仕様から選べるため、自分の生活スタイルや家の仕様に合わせて設置を検討できるでしょう。
カーポートやエクステリアライト、タイル、玄関アプローチの補助手すりなどにも、独自の機能性やデザインが採用されているため、さまざまな商品から選ぶ楽しみがあります。
ショールームは全国各地に設置されているため、お住まいの地域からでも気軽に商品を確認できます。
全国には加盟業者も多く、リフォーム事業も展開しているため、信頼性の面からも依頼しやすいでしょう。
YKK AP
YKK APはファスナーメーカーであるYKKの子会社として設立された、国内屈指のシェアを誇るアルミ建材メーカーです。
エクステリア商品も豊富にそろえ、ショー展示ルームを設けることで、お客様が実際に見て判断できるよう取り組んでいます。
トータルコーディネートをモットーとしており、展示では住宅スタイルに合った組み合わせを提案しています。
たとえば門扉や面格子はデザインの種類が多く、住まいの防犯性を高めるロック方式なども確認できます。
カーポートや庭、テラス、バルコニー周りなど、さまざまな場所に対応しており、商品のラインナップも耐久性を重視しています。
YKK APは軽量なアルミ材を生かした構造で窓をつくっており、耐久性にも優れています。できるだけ長持ちするよう設計されているため、長期的に見ると多くのメリットがあります。
すべての工程を自社の国内外の製造拠点で一貫して行っているため、商品のクオリティにも期待でき、外構リフォームも信頼性の高い会社です。
外構工事を行う際は、商品購入と外構・エクステリアの施工をあわせて依頼してみましょう。
三協アルミ
三協アルミは、アルミ建材を主軸とする住宅・エクステリア建材メーカーです。
三協アルミの大きな特徴は、門扉の「フレラインN」です。バリエーションが豊富で、格子形状とコーディネート群から自由に選べます。
タイプには「標準・ハイ・大間口」があり、キャスター仕様とノンキャスター仕様を用意しています。
錠前は「レバーハンドル錠・鎌デッドレバーハンドル・かんぬき錠」などがあり、特注品には自動施錠タイプもあります。
門扉には両開きのスタイルや片側のみのタイプもあるため、住まいのデザインや機能性を考慮して選べます。
三協アルミは門扉以外にも、カーポートやウッドデッキ、テラスなどに対応しているため、住宅に合わせた外構・エクステリアのリフォームも依頼できます。
トレンドに沿った個性的なデザインやカラーバリエーションも用意されているため、外観にこだわる方も納得して選べるでしょう。
ショールームも展開しているため、実際に訪れてデザインなどを確認できますが、数はそれほど多くありません。
一方で、Web上でのバーチャル見学も実施されているため、関心があればチェックしてみるとよいでしょう。
タカショー
タカショーは、ガーデニング関連製品の開発・製造・販売・輸入を手がける大手メーカーです。
ものづくりにとどまらず、ライフスタイルに合わせた提案を行い、家づくりを全体的に考えてくれるため、納得できるエクステリアリフォームができます。
たとえば、既存のブロック塀はアルミ建材パネルの「エバーアートボード」でリフォームでき、カラーも88色用意されています。
住まいに合うカラーでリフォームでき、防犯にも役立てられるため、安心と安全につながるでしょう。
場所ごとの外構・エクステリアリフォームにも対応しており、門まわりを変えておしゃれな雰囲気にしたり、フェンスで目隠しを設けたり、庭周りをきれいに整えたりできます。
特に庭向けには幅広いアイテムを提供しており、「和」を演出できる竹垣風フェンスなどが人気です。
庭にこだわりのある方がタカショーに外構リフォームを依頼すれば、細かな点まで理想を実現できる期待が持てるため、おすすめです。
まずは相談や商品の確認だけでも行ってみてください。
四国化成
四国化成は化学品メーカーとして知られる会社ですが、住宅・エクステリア建材事業も展開しているため、リフォームの選択肢としても検討できます。
化学品メーカーとして老舗でありながら、住宅メーカーでは門扉、フェンス、アコーディオン門扉、カーポート、テラス、手すり、ポスト、アルミシステム塀など、幅広い商品を扱っている点が特徴です。
ブランドを購入した場合、引渡しから2年間の商品保証が約束されており、不具合が発生した際は無料で修理してもらえます。
全国各地にアフターフォローを受けられる事業所があるため、迅速に対応してもらえる信頼性も高いです。
公式サイトではエクステリアに関するWeb見積もりツールから簡単に価格を確認できるため、費用も計算しやすいです。
エクステリア商品のラインナップは多いわけではありませんが、独自路線の商品もあり人気があります。
特にフェンスは公共の建物や施設にも利用されているため、信頼できるでしょう。
まとめ
外構とエクステリアの内容を紹介してきました。
外構とエクステリアの費用は、場所によって異なります。
施工費を抑えるポイントもあるため、自分の状況に合わせてDIYなどで節約できないか計画してみるのがおすすめです。
外構リフォームを検討している方は専門業者選びも重要になるため、まずは見積もりを依頼し、金額を確認してください。